しゃべり散らかす時間泥棒。
「Time Vampire」
いませんか・・・身近に、こういう人。
定時内で業務が終わらず、毎日残業で乗り切っているとき、ある人物がこう言いました。
「残業しないといけないやつは、スケジューリングができていないからだ!」
「なんだと~!仕事もろくにせんで、さっさと帰る奴に、言われたくないは、バーロー!」
と、腹の中が煮えたぎるのを抑えつつ、一方で、なるほど、もっともだとも思い、一日のスケジュールをノートに書き出し、仕事の流れをチェックすることにしました。
すると、一日の終わりに振り返ってみると、意外に「この時間帯、何やっていたっけ?」という、記憶が曖昧な時間帯が存在していることに気付かされました。
そこで、記憶が曖昧な時間帯に何をしていたかを忘れないように、メモしながら一日を過ごすようにしてみました。
原因として多かったのは、社外からの電話。
でもこれは、無視するわけにもいきませんし、話しておかないと、その先の業務に支障をきたすことにもなるので、必要な時間です。
ですので、ここで追加された時間は、昼食時間を短縮するなど、どこかで埋め合わせる算段をつけて解消することにしました。
意識すると、これは結構うまくいきます。
次に、原因として多かったのは、「そういえばこれもやらなきゃ…」と思いついたことに、ついつい没頭し始めて、あっという間に時間が過ぎてしまっていたというケースです。
広告の入稿期限を忘れていて、昼までにやらないとまずい!
というようなケースは仕方ないのですが、できるだけこのようなシチュエーションを避けるために、月間・週間でスケジュールを常にアップデートしていき、前日に、明日やるべきことを明確に書き出しておき、それ以外は手を出さないと心に決めることです。
最初は、「とは言っても、そんなうまいこといくかなぁ…」と思いつつも、根気よく、前日に書き出すことを続けていたら、かなりうまく業務を回せるようになってきました。
このようにして、仕事の時間が少しずつ後倒しになり、残業へと引きずられていることに気付き、そして顕在化したのです…タイムバンパイアの存在が!!

タイムバンパイアが現れた!
痛恨の一撃!
終電コースが確実となった!
その日、担当営業(ECコンサル)が、社内の編成が変わるということで、担当から外れることになり、挨拶に来社しました。
自分的なスケジュールでは、上司に同席してもらって、今後のことを30分ほど話して、部署のスタッフを読んで1時間ほど、先月の振り返りと、聞いておきたいこと、今後のことを話し合うつもりでした。
ところが、いざ蓋を開けてみると、その上司が話すは話す…
ある話題を、バーッと話していたと思ったら、知らない間に関係のない話までしだして、気付いてみると、元々何の話題でしたっけ?的な感じのことを、何度も何度も繰り返すんですよね…
社内の人の悪口を交えつつ、自分がいかに正しいかを主張して、人生論にまで踏み込んで、顔を紅潮させながら満足気。
でも結局、何を話していたのかが分からないという…
しかも聞いているのは、社外の若者。
素直にうなずきながら「勉強になります!」なんて言うものだから、余計にヒートアップしていくんですよね(-_-;)
何度この光景を目にしたろう…
何度同じ話を聞いただろう…
何度この虚しい時間を耐えただろう…
そして気付いたら、1時間半が虚しく過ぎていました。
その後すぐその上司は、
「疲れたから帰るね」と去っていきました…

曖昧な時間の一番の原因は!と思い至った瞬間でした。
タイムバンパイア攻略法
これが次の課題です。
かなり手ごわいとは思いますが、方法はあるはず…
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